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ジブラルタルの地形と対岸タンヘルにあったKT1WXと、、、ついでにKF3FIについて

ヨーロッパに住み込む前までは日本の地理の教科書と地図出版社の世界地図帖だけが頼りでしたから、ジブラルタル海峡については、漠然と地中海の西端で、スペイン南端からヘラクレスの柱・ジブラルタル半島が伸びてアフリカ大陸にに迫っていて、アフリカ側は、最北端がタンジールだとばかり思っていました。日本の世界地図帖には、ここの関係が解る部分図はほとんどなく、大きなヨーロッパの地図の本の左下の端に近いところにジブラルタルが書いてあればヨシとしなければなりませんでした。フランスに住み込んで半年、日曜日はフランス人は日本人の独り者が日曜日を持て余すからと言っても絶対に相手してくれません。一人で出歩くしかありません。ふと立ち寄った本屋で、世界地図帖を見つけたので、立ち読みならぬ立ち眺めしてみたのです。偶然開いたページの一角に、ジブラルタル海峡の両岸の地図がありハッとして目のウロコが落ちる思いでした。相変わらず日本の地図にはないので当時手書きしておいたモノからその概念図を写します。ジブラルタル海峡概念図
たしかにヘラクレスの柱の先にはヨーロッパpointがあり突出はしていますが、ここがアフリカ大陸に一番近いわけでは決してなく、ずっと10数キロ以上西のタリファの付近から地続きになったちっぽけなラス・パロマス島が一番近そうです。このジブラルタル海峡の東側にも地中海西端の大きな噴火湾があり、その西にも小さな噴火湾らしきモノがあって、この二つの噴火が、ヘラクレスの柱を作ったモノと思われました。このジブラルタルは、地形的にも面白いところですね。
先ず、例によって此の地のアマチュア局の交信カードをアップしますが、此の地の局のカードの7-8割の人のカードの図柄はこの、面白い球場の、内野席から上の方はアルプス席のような、傾斜のイラストや中には絵葉書風の写真画が描かれているほど特異な地形なのですね。ZB2AZ  QSL
このアルプススタンドの東側は絶壁で、東の大きい方の噴火湾に落ち込んで、南北半島約3km 余の鼻梁を形成しています。このスタンド席と、スペイン領コンセプシオンの間の約700mのほぼ平坦地があって、ここに空軍基地とジブラルタル空港兼用飛行場があるようです。
ここジブラルタルは英国有数の要塞地区と軍港で警戒は厳しく、観光ビザでの入国も許可されますが、カメラ、ビデオカメラなどの撮影器具は預かりです。勿論ビジターの無線機も預かりで運用は出来ません。ここ勤務の英国軍人とその肉親家族、ここ生まれのパスポートを持つヒトのみが、無線局の免許を取ることが出来、運用が許されます。
JAIGメンバーのDJ9WH ブッツさんが、お父さんが外交官勤務中のここ生まれで、ここ発行のパスポートを保持しておられ年1~2度此の地を訪れて、ZB2のコールサインで運用される、珍局の一人です。為にドイツのプリフィックスは、外人並みのDJ9と言うプリフィックスで我慢しておられるようです。

お話変わって、対岸のスペイン領アフリカ側、EA9時代もありましたが、私がフランス滞在6年余の頃はEA7だったと思います。ここの、ジブラルタルの即対岸からは西に約20kmへだたったタンジール、スペイン発音はタンヘル、ここに、第二次大戦終結後も、10年近くも米軍気象観測隊が居座って、世界中の米軍補助無線局(MARS)宛にKT1WXのコールサインで、毎晩14メガアマチュアバンドでA3の強力電波で、南欧州とアフリカ各地の気象状況を1時間ほどかけて放送していました。この電波はもの凄く強く、日本でも0-V-1のオートダイン短波受信機と高さ2m長さ4mほどの室内アンテナでも聞き取れるほどの強さ、カラスが鳴かぬ日はあってもこの局が聞こえない晩はないほどのモノでした。他のカントリーの局が呼びかけても絶対に応答はないが、W/Kの局が呼びかけると、タマに応答することがあり、そのやりとりから、サフィックス通り、米軍の気象観測隊で、タンジールからと判明しました。APO BOX ナンバーを言ったことがあるのでコピーして、SWL JA1-1024のSWLレポートを送ってみましたが、案の定なしのつぶてでした。

日本の戦後ハム再開後も、未だこの局や、KF3FI;北極海を漂流する幅約80km長さ約180kmと言うとてつもない大きな氷島「フレッチャー氷島」米軍漂流観測隊のアマチュア無線局コールサインとプレフィックスと共に忘れ得ぬ、モノです。尚此のKF3の別のコールサインの局と、日本戦後ハム再開30局の一人、JA1AD斉藤健さんが、日曜日の午前中14メガA3でスケジュールを持って、交信しておられ、話の内容から、斉藤さんがマサチューセッツ工科大学留学当時(1935年頃)からお知り合いの人のご家族がこのフレッチャー氷島の観測隊に参加しておられたようでした。この局を呼ぶときには、斉藤さんは、JA1ADを、「ジェイエイワネーデイー」とリエゾンして発音しておられたのが非常に印象的に今も耳に残っています。
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コメント

ジブラルタルの空港

これもドイツ駐在の時に足を延ばしてジブラルタルへ行きました。 スペイン側から車で入る際に国境がある訳ですが、それ以外にもゲートがあって、滑走路で飛行機が離着陸する時はこのゲートが閉まって車が待たされました。 ジブラルタルの街中に入ると路地は狭く傾斜もあり街が岩の西側にあるので、JA方面のSPには邪魔だった様に記憶しています。 Google Earthで見ると一目了然です。

ジブラルタル

結構あちこち行っておられますね、たしかに聞いていますとブッツさんの信号もShort Pathなのか弱いようですね、あれだけ町に近い岩山があると応えるでしょうね。なるほどgoogle earthですか。見てみましょう。ありがとう。

No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

No title

リレキショさん、コメント有り難うございます。是非再々、お出かけ下さい。
コメントお待ちしています。よろしく、、、。

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