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欧州原子核研究所(CERN)のアマ無線クラブ局とLHCの紹介

例によって、QSLカードのご紹介です。地図は、スイスとフランスの国境にまたがるジュネーブ郊外をご参照下さい、ここでは他に掲出したいものが多いので地図までは手が回りかねます。スイスジュネーヴの鉄道駅コルナバン駅から北北西11-12kmのところ、にフランス領が入り込んだところがある辺りから北西の付近一帯がこのカードの背景写真です。カードの写真にも点線で国境線が記されていますし、後段、話が及ぶ、LHCの地上ビルデイング図にも国境線がありますので、地図と引き合わせてみてください。このコールサイン、FFはクラブ局のプレフィックスです。欧州原子核研究所CERNのハムクラブ局です。CERNというのは四半世紀以上前にここに核粒子物理の欧州の総力を挙げて一大研究所を作りかけた頃の設立委員会(Council)の名前が頭に残っています。30年以上経過して完全に研究所として機能していますが、この略称がある素晴らしいことの記念にそのまま踏襲されているのですね。、、QSL LEP face001mc
記念すべき事柄とは、みなさんがインターネットで、URLを繋ぐときにお世話になっている、http://と言うハイパーテキストトランスポートプロトコルなるモノとか、そのあとに続く、WWW.なるWorld Wide Webを始めたのは?何処の誰だったかをご存じ?30年前、欧州の各国素粒子物理学の総力を結集して此の一大研究所を作り上げるためには、意見を「書いたモノ](written doccument)で、交換して議論したい、(当時フランスが国営で、電話機付属のミニテルという、ミクロアンフォマチークで、株式の上場売買取引を、一挙に電子化したばかりの頃で、日本では、東芝開発の8ビットCPUの日本語ワープロなるモノで、富士通さんのお世話になって電話線に繋いで、Nifty Serve 談話室という機能を使ってだけ何とか日本語ワープロ文字通信が出来た頃です。)、このパソコンを使って、文字通信を繋ぐ案件を「ヨシ、じゃあ私が調べてやってみましょう」と名乗り出て買って出たのがイギリスの核物理学者Dr.Tim Burners Leeと言うヒトで、フランスの方式でなく、サーバー使うのは同じですが、[Hyper Text Transport Protocol]=http://と言うものを案出して、電話線の繋がるところなら何処でも[World Wide Web] = www.の登録次第で、文字通信を可能にして、このCERN の設立に寄与しただけでなくその後も爆発的に世界中のパソコン通信を可能にして、文字通りのワールドワイドウエブを作るモト「*脚注参照」となったのです。このためCERNは今でもCERNなのです。
次いでQSLカードの説明面です。都合により、交信データは白消しいたしております。QSL LEP back explanation002mc
以前は、旧式のシンクロトロン系のLEPの、直径が大きい加速器でしたがその後、この直径9km周囲27kmの大きさをそのまま生かした上に、超伝導の超磁力磁石1個が14m単位のを1262個丸く繋いで、LEP仁置き替えた長ハドロン加速器という新機軸で、超伝導絶対温度1.9°Kと言う極低温を実現して、大電流を電磁石に流してもの凄いエネルギーに加速した素粒子を衝突させることによって、原子核を裸にしただけでは飽きたらず、はらわたに手ェ突っ込んで、裏返しにして反物質まで作れないかという、猛烈な天地創造の神がもしあったなら、落語「死神」の蒲団の四隅に四人の若者を据えて、膝をポンと叩くのを合図に死に神が足許に座っているように蒲団を廻して「アチャラか木蓮テケレッツノパ!」式に、創造の神を無視した新規物質を科学的に創造してしまおうという大実験が行われようとしています。スイス中の電力を集めても冬場は足りないので休まねばならないところを、この冬は、実験が不測の事故で1年以上予定より遅れているために、この冬はクリスマスを休んだだけで、極低温に向けて、且つ電流増加のための準備作業が続けられているようです。800px-CERN-aeria mcl
コレは、CERNのWikipediaに掲出されたカードの写真の位置より少し西から見た全景写真ですが、まあこんな美しいところに研究所があるんですねえ。そして地下に全週27kmに及ぶ○輪っぱのトンネル内に、長ハドロン加速器が詰まっている!と言うことです。地上に出ている建物はと言うと、次の図のようです。コレもCERNのホームページからの引用です。
LHC project buildings003mc
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不測の事故というのは、なかなか詳しくは公表されませんでしたが、日本では、KEKの徳宿さんが、はてなダイヤリーで、プレスレリーズ内容を紹介しておられます。一昨年から昨年にかけて、極低温に下げて、超伝導状態にし、だんだん電流を上げていったのですが、電流が増して行くにつれて、超伝導導体と導体を繋ぐ接続部の半田付けの部分の温度が上がり、遂にはんだが溶けてスパーク状態からアーク状になり、ヘリウムシールドに穴が開き、ヘリウムが揮散してしまったので、超伝導帯他のマグネット部分が焼損してしまったと言うことのようです。

電気技師や設計士でも、本当に大電流の経験がないと、錯覚するのは、銅線はひねって、半田揚げすれば電気は通ずるものと言う事実です。小電流ではかまいませんが、銅と銅の間がよく接触しないで、半田に電流が流れると半田は銅よりも10倍ほども固有抵抗が高いので、その分熱を持っているが電流を流しているという事実なのですね。大電流で、銅帯の容量いっぱいいっぱいの電流を半田の断面積で流すには、銅帯の断面の10倍以上の断面積が要ると云うことなのですね、半田では持ちません。私は電気化学屋、電解工場ですが、20数年前でしたが、直流5万アンペアの銅帯敷設をやってきましたが、半田は、耐酸メッキとして使うほかに接続に使うことはありません。もうこの大電流では半固定部分の銅面合わせではダメで、銀メッキ合わせ、固定部分は完全プラズマ溶接接続としました。途中で事故すれば、機会損失の方がめちゃめちゃ大きいのです。

ご参考までに銅・真鍮・はんだ・ヒューズなどの、融点と、固有抵抗値を比較してお目にかけておきましょう。

材料------------------------融点(度C)-------固有抵抗(10の-8乗オームm)

銀------------------------------961------------1.61
銅-- 99.7% ------------------- 1080------------1.72
真鍮(銅70:亜鉛30%)--------720-----------5~7

半田(錫60%)------------------260-----------13.5~16

ヒューズ:糸状 並 (85%鉛)--220~320---------19~21
----------即断 亜鉛系(97% )----417------------5.9
----------即断 アルミ系---------670------------2.75

「*CERNとモンブランの航空写真CERNはWebの誕生地
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テーマ : フランス - ジャンル : 海外情報

コメント

CERNの地下へ入った事がある

氷室さん、中嶋です。

昔ドイツに駐在していた時、DJ0UL松村先生がMax-Plunkの関係で時々CERNへ出かけられておられ、当方もちょうどGenf に寄った時に松村先生の顔でCERNの地下の大きなトンネルの中を見学させていただきました。 この研究所には多くのアマチュア無線を楽しんでいる研究者もおられました。 宿泊は Genf ではなく、フランス側の安宿に泊まった事を覚えています。 結構安かった。

CERNの地下へ

中嶋さん、それは貴重なご経験をされましたね。私はGenef郊外の安酒場アイボールだけでした。昨日JA1AA庄野OMから有線戴きまして、松村先生の近況をお知らせしたところでした。網膜陥没で、視野が、1/3宛ほど見えなくなって、ご不自由のようですが2-~3ヶ月おきにお手紙を戴いてます。庄野さんも未だ設立準備委員会の初めの頃にここの土地は見られたようです、シェルン・チェルンとうるさかった!と仰有って居ました。

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