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爺怪説:中国古来種「除夜」に続いて「初夢」

みなさん、もう10日も経ってしまいましたが、佳いお正月でしたでしょうか?
今年の初夢如何でしたか?

初夢はどうして、元日の朝見たモノではないのかが、この中国古来種「除夜」をお読みになった方には「ハハーン!」と見当が付きますね、そうです、建前上大晦日の晩はねぶり呆けては、皮を脱いだ美味しい人間は、悪霊に食べられてしまうから、、、寝るはずがないのです。

初夢はですから元日の夜から2日の朝までに見る夢です。この夢で、一富士、二鷹、三なすび、が縁起がよいと言うことを言いますが、コレは「駿河の国に高きもの、、、」という一種の「囃し歌」からしているようで、大した故事来歴は無さそうです。それより覚えてソンがない回文唄、恵方7福神にまつわる、、、
お話が、街角の話題としても縁起がよいモノと思われます。
初夢のもう一方の雄として強力なのは
宝船に乗った7福神デスね。
但し、この7福神やこの回文で、お正月のお茶の間や、新年会での話題をかっさらうには、7福神の名前と、回文の文句を覚えておく必要があります。7福神の名前は、一般的には「恵比須、大黒天、毘沙門天、辯才天、布袋尊、寿老人、福禄寿」の7人デスね。お正月のシーズン観光としても地方地方で、7福神を祀る、ないしは縁起寺などの社寺の周遊巡りなどが行われていますね。それら7福神の、格好な解説はこちらがどうでしょう。
女尊男卑の傾向に近づくために、この周遊旅行ツアーのご婦人狙いの一助として、上の7福神には「異議あり」として、福禄寿と、寿老人は同神異名であるとして、替わりに弁財天に次いで、吉祥天を指名代打に起用して、寿老人を省くツアーが盛んになりつつあるようです。天の羽衣をまとった、美白美人の権化の登場ですね。商策としては立派なモノです。紅一点だった弁天様にもシスターが出来たってワケですね。元々、、、サンスクリットの神様の幸運児の一団を、鎌倉時代に、中国に渡海留学した、坊さん「最澄」が帰国時に持ち帰り、こういう異形だが、面白い噺として縁起を語り伝えたらしい、、、のであり、寿老人がいても吉祥天がいても、余り問題はないようなものらしいです。
ただ、室町の時代に、外国の噺をしても取り合われず、日本の神々との習合をして、恵比寿様は海の神で鯛釣りはすれど無謀の網漁はせずと教え、大黒は大国主命の農業神として、打ち出の小槌と家来に鼠を付けて、親しみやすいモノにしていますし、軍神として毘沙門天を配し、お色気とミューズの参加で弁天様を配したのは出色のアイデアですね。コレで庶民のなかにとけ込む権利を得たようなモノです。福禄寿と寿老人はいずれも柔和と長寿の神で、同神異名とされても仕方がないところです。布袋尊というのは最澄が中国で出会ったときに既に中国神に置き換え済みのユーモアと慈愛の神で、サンスクリットのモトの神の推定も難しいモノのようです。
いずれ劣らぬ庶民の近づきやすい、ユーモアたっぷりの福の神達です。お近づきになって置いてください。そのうちにキットいいこともあるでしょう。

そうそう回文の方は、「ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな(長き夜の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな)」というのだそうです。コレを宝船の画に描き込んで、枕の下に敷き、いい夢を見たら神棚に上げて祭り、良くもない夢に終われば、コレを川に流して、縁起直しをする。

さてあなたは未だ駿河の国に高いもの!派デスか?それとも、周遊バス旅行派に変わられましたか?いずれにせよ、
落ち着いてよく眠れれば、いずれ又いい夢が見られるあしたもあることでしょう。初夢も心がけ次第と言うことでしょう。hatuyumetakarabunecc.jpg
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