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カリブの島で最も人間開発度の高い島は?

国連やユネスコが推奨している、人間文化、いわゆる文明をその限られた地域の人間社会が如何に旨く享有しているかを表す指標として「人間開発係数」というモノが考えられ、その人間社会がシステム化や制度化を如何に旨く利用して文明を享受しているかの順位を表しているようです。

カリブ海の島として、この順位が31位と突出して高く、且つ、位置的にも小アンチルまたの名をウインドワードの弓なり配置の島嶼列よりも突出して東にずれてカリブの島々では最東端に位置するのが、8P9、バルバドスです。交信カードは、前々稿の最下部に掲出しています。
人間開発係数が高いからと言っても、特別に島が資源豊かなわけでもなく、大きくもなければ、特別な歴史を持つわけでもありません。カリブの島々の前々稿のCQ誌付録の地図をご参照下さい。Carribean Sea Islands006barbadosmc


この島もコロンブスの航海で発見され、スペイン人に依っての記録は1500年からとされています。この島にいた先住民は、好戦的なカリブ族と違って、おとなしい南米大陸系の人たちで既にサトウキビ他の栽培をしていた様です。しかし、当時のスペイン人は、そういうこととは無関係に、島々を支配し、おとなしいことを利用して且つ人口密度が高いことを理由に、イスパニヨーラ島征伐が終わるや、この島の住人を否応なしに全員イスパニヨーラ島に送ってサトウキビ栽培に従事させ、この東端の島は無人化しています。
その後、イギリスとの争奪戦に勝ったフランスがアフリカ奴隷を1萬名ほど移住させてサトウキビ栽培させますが、1世紀ほどで、死滅して無人化。フランスは放棄します。イギリスが待っていましたとこの珊瑚礁ベースの島、(現在、最高隆起点で標高340m)を全島焼き払って消毒、以降英領として、他の英領の島の住民やイギリスからの移住者を呼び寄せて、島を再開発、サトウキビの島を再現しています。英国が支配するようになって、この島のモットーとして決められた「誇りと勤勉」が島民に受け入れられ、この島の独自性を育て上げたようで、フランス革命とほぼ同じ頃から、最も突出して古く既に議会制の民主制政体社会を築いていたようです。

第二次大戦後、世界中の民族開放独立が叫ばれ実現出来るようになっても、大英帝国を尊敬・敬愛することを旗印に、独立せず経済の立て直しに奔走、漸くオフショア金融業など砂糖・観光以外の経済柱も出来てから、すべてをじっくり整備してから独立しています。そこにイギリス式の手堅さを感じます。経済的に決して豊ではありませんが、ラテン系や軽薄な日本が見習うべき多くの手堅さと勤勉さがあるように思います。

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