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瓜の蔓の、、、話

日本のお正月はとっくに過ぎましたが近隣諸国の農暦のお正月は、やっと10日前でした。初夢の縁起のよい3つのものは
1富士2鷹3なすび、、、とされてきましたが、、、よくいわれが判りません。
鷹は猛禽類ではありながら、とんびが鷹を産んだという、たとえのようにまあ縁起のよいほうに属する鳥なのでしょうし、富士山が日本一にケチなどは付けられそうにもありませんが、さて『なすび』は、、となると、、、ど玉も首も捻ってしまいますね。
たとえ言葉を捜しても、せいぜい「瓜の蔓になすびはならぬ」と蚊帳の外に置かれるような按配のことでして、、、。
瓜の方でしたならばこんなお話もあるのですが、、。
私どもが、旧制中学の4年生のことですから65年以上前のお古いお話ってことになります、、
担任で、当時の英語の先生にあだ名は「ふぐ」お生まれは隣の岐阜県本巣郡真桑村のお寺さんの出、とても真面目一方の先生でした。ある日、この次の英語の時間に、テストをする、との予告があり、そのテストの1つに授業の教科書の範囲を超えて和文英訳をいくつかしてもらうよ、、というもの。て当日になって、びっくり、、その和文英訳設問がなんと、「わが真桑村の名産は真桑瓜である」『瓜の蔓になすびはならぬ』、、、当時はやりかけた流行語で言う『魚ッ!』でありました。
とうじ、尾張平野の瓜は白瓜で「カリモリ」という瓜があり守口大根同様に粕漬けにすると飴色に染まって、真桑瓜と味の差別がつかなくなる、、、という代物でしたから。マクワウリとカリモリの画像です。
200px-Makuwauri.jpgカリモリ2

真桑村の真桑瓜のほうは、瓜さえ何とかなれば、正解できます。2題目の「うりのつるになすびはならぬ」、、、は当時の旧制中学の4年生にはほねでした。この先生は、次の時間に、君たちの勉強の仕方をチェックしたかったんでね!と半分詫びながらこの第二問めに時間を費やしていただきました。直訳するならば先ず、Gourd vine never ripe eggplant。だろうし、この文を日本の1つの諺と捉えて、類型の英語系社会で同じ類の諺に置き換えるならば、それは似ても似つかぬこんな文章になってしまう、、、といって、研究社刊したかの辞書の例文を黒板に書いて解説なさいました。
 You cannot make a silk purse out of a sow's ear. 、、、 汚いメス豚のちぎれ耳からは絹の財布は作れない!
『猫に小判』も英語圏では『豚に真珠』に置き換わるし、、、
絹の財布sows ear
つまり、1種の『文化障壁』というものがあって、印象的に諺まで高まる言葉の持つ響きは、国々の文化によって大きく異なることがある、ということで、言葉は、国や地方によってその文化の重要な一端を担うものであるから、、、特に諺やたとえは、気をつけて勉強するように、、、。と教えられました。同時に、『カルチュアショック』が『文化障壁』と訳されることもごく自然に教わってしまったわけでした。
この真面目一本やりの先生もたった1年で、毎日通勤できる岐阜の学校が都合がよいと転勤して去かれ、その学校に十数年勤務なさって校長先生まで勤められた後、岐阜市の教育長を勤められたようでした。
そのたった一年間のいつだったかもう1つ、『かぼちゃは、日本ではどれも「Pampkin]と教えてしまうようだがかぼちゃの多いアメリカでは、オレンジブラウンの赤いかぼちゃだけが『pampkin』で、、、それ以外の緑色や、黒緑などの色のかぼちゃは「Squash]と言う」と教わったように記憶しています。
瓜の蔓の接木の台としてはこのかぼちゃがとても丈夫で、吸水力があり、、、曲がったキュウリはとても商品にならないとて、胡瓜の苗を根を切ってかぼちゃの台木に接木して真直ぐ胡瓜を量産する時代となりました。
蛇足ですが、、、韓国でも日本語訳が『真桑瓜』ですと通訳された瓜がありました。こんなに真黄黄色な瓜で昔から『真桑瓜』の名前でありましたよ、と言われました。
Korean_melon-Chamoe-01.jpg
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