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龍巻について

たつまきと入力して変換すると、、、「竜巻」とは出るモノの、なんだか感じが違ったように思い、入力し直しましたが同じ、
「龍」の字は「りゅう」と入力したときにのみ出てくるみたいでした。そのくらい竜巻とは、縁のない私でしたが、、、
龍巻き3景
片手ほどしか行っていない米国出張では、3度も竜巻"tornado"に遭遇しました。一度は、デトロイトへ行く途中、ミシガン湖に立つ曲がりくねった龍巻き、写真を撮りたかったでしたが、後続車も多い高速道上で運転中、、、どうにもなりませんでした。メカ_13抜出竜巻250px-Punta_Gorda_waterspout frorida
二度目は、セントポール・ミネアポリスへ行ったとき昨日この地区はトルネードが通ったよと乗ったタクシイの運ちゃんが、空港から町に入る前のところを指さし教えてくれました、農家や牧舎が無惨に壊れ、立木が枝葉がなく裂かれ、生々しかったです。更にもう一度は殆どこの地では「トルネードが西から来ることはない!」と聞かされたフロリダ・マイアミの西約130kmの草地砂漠の曝露場でメッキ片と塗装片のサンプルの採点中の午後、黒雲が西から覆ってきて、ナンだろう?と思ったとき、自動車が、ライト点滅させて近づいて来、「君が今日は一人だけここにいると判っていたから、警告しに来た、、、マイアミには何十年来たことがないトルネード、それもF4クラスのが来るらしい、すぐ片付けて車ごと、、事務所の地下に来る方がいい!」と言われ、びっくり、あわてて、片付けて、車に戻り40kmほど離れた、South Florida Test INCの事務所の地下駐車場に逃げ込みました。このマイアミの西100kmへンは縦横150kmに渡って、この会社ともう一つ、Sun Test Co.所有の曝露場で、270丁目ぐらいまで、St.No.はありますが、よくまあ、私の日本の名刺とILZROマークだけで、私の居るところを見つけてくれたモノと、あとから妙な感心したモノでした、頭の上は真っ黒な雲の覆われ、やがて、10kmまでは離れていないところを北に向きを変えたトルネードが通ったのですが、哀れ、曝露中の試験片は100%飛ばされて居て行方不明、それまでに出来ていた採点表と、この飛ばされ被害報告にここに出張したことになってしまいました。新聞の記事では、F3級と報じていましたね。
状況を思い出すに、途中激しい雨が降り、そのあと、風が吹きまくりましたが、、、、トルネードが去って採点の続きするつもりで、車で西180丁目付近まで行ったところ、道路上は草の山の上や中に3年ナマズのようなサカナと、カメレオンの死骸が一杯。そう言えば、午前中曝露場には、日本の草むらには蛙が一杯居るのと同様、カメレオンが大小、一杯居たのでした。
ちょうどこの朝、この曝露場からは北東約300km離れた、フロリダ半島東海岸ケープ・カナベラル(後にケープ・ケネデイーと改称)から、アポロ11号がロケットで打ち上げられた日でした。
250px-Tornado_Alley 頻度分布
アメリカの、トルネードの発生頻度の分布図です。メキシコ湾から、北にカナダに掛けてまで、ずいぶん多いですね。フロリダの先端マイアミ付近はなるほどほとんどないようですね。、
日本の頻度表は、気象記録文化の相違か、突風と竜巻の頻度が、一緒にされていて、一月が一番多く、場所的には、日本海の海岸縁が多くなっていて、、、アメリカとは比ぶべくもありませんでした。
日本竜巻突風発生頻度分布
確かに、9月十月は、台風や、熱帯性低気圧の遠因の関東や、遠州灘付近の積乱雲の発生での竜巻、そしてそれに伴う、ダウンバーストによる突風が多くはなると思われますが、1月の日本海側の突風は、積乱雲起因の空気エンジンの抜けだしによる竜巻とはあまり関係ない突風のように思います。というのは、竜巻がなぜ巻くのか、そのエネルギーもとは何か、ということを考えるに、空気の暖寒温度差、しかも比重差とは逆倒置の場合、非常な速度で、自然はそのエネルギー差を解消しようとします。お風呂の水が下から焚いてお湯は上から沸く原理です。夏の終わりなどに、地面はかんかん照りの時に、上空に偏西風などで寒気が入ると、この逆転倒置状態になります。ものすごい勢いで、下の暑い空気が、上昇始めます、地形性低気圧・局地性低気圧とも呼ばれます。寒気は比重が重いので当然下がりたがっています。上層気流と、その廻りでは下降気流が出来て、その間では、空気が上下するところが出来て局部的にクルクルスピードを増して、回り始めます。いわば空気エンジンです。
積乱雲と竜巻001mc
冷たい空気は暖かい空気の水蒸気部分を冷やして雲を作ります。これがむくむくとわき起こるのは積乱雲と呼ばれます。
日本では、2000mぐらい以上から高くは8000m 以上にまで達するようです。アメリカでは数百メートルに底雲があることが多いようです。底雲が低いほど、竜巻や冷気のトップーダウンバーストの可能性が大きいと思われます。なぜなら底雲の低さは、熱寒温度差の空気エンジンエネルギーの大きさにも影響すると思いますから。低くて黒い雲底が見える入道雲ほど、龍巻きや、ダウンバースト突風が強いことが考えられます。
初めは、クルクル水平方向軸で廻っていた空気エンジンが、何かの弾みで、竹の子状に伸びて、底雲を突き破ってニョロッと伸びてくるのが龍巻きです。エンジン部分本体は大抵未だ雲の中で、中央付近の上昇気流と、外側のダウンバーストで未だしっかりと高速で回転させられているわけですから、簡単には治まりませんね。雲底付近で何かの弾みで、雲中エンジンとの連絡が切れるとすぐ霧散しますが。そうでないと雲の移動に連れて、龍巻きのしっぽを曳きながら、移動して被害が線状に広まります。空気エンジンは、雲の中に無数に出来ている可能性はありますから、アメリカの例でもあるように一つの積乱雲から2本も3本も竜巻が降りてくることもあり得れば、一本の竜巻が消えたからと言って、安心できず、又別の空気エンジンから竹の子が伸びて降りてこないとも限らないわけです。
又、この冷たい空気と暖い空気のふれあいは、静電気を起こしやすく、帯電し積乱雲と地面との間に火花が飛べば落雷です。
250px-Wall_cloud_with_lightning_-_NOAA.jpg
日本でも、1月の日本海沿岸の突風を除いて考えると、9月が、龍巻の発生頻度は多そうです。上記の原理から考えても下が残暑厳しい陸地、成層圏には冷たい秋の冷気が入って来やすいのが9月ですから。雲底の低い黒雲が頭上を覆い始めて、未だ9月なのにおやっと思うような冷たい風が吹いてきたら、ダウンバーストです。龍巻きがニョロッと降りてくるかも、、、デス。お互い気をつけて、頑丈な建物に早めに避難しましょう。
ご参考までに、9月ではありませんが気象庁の記録の中では、2006年5月下旬、埼玉県所沢付近で観測された龍巻の時の気象衛星画像がありましたので引用しておきます。積乱雲群の上にカナトコ巻雲が、衛星画像では写っています。積乱雲が急速に発達すると、カナトコ巻雲がその上部の成層圏に生ずる典型例と思われます。
積乱雲と竜巻002mc
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