スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本の地方名や分国名など、、、

最近、耳にしても、、、ちょっと迷うのが、中国と中国地方、、、東北(地方)と中国東北部、という表現。
天気予報や、気象情報の地方表現でも、旧態の国の名や、前中後分国名、上下分国名などがぼこっと出てきたりしますね。日本のほぼ全国の部分名が歴史的にヒョコッと出てくるのが、8世紀の第一年701年に決められたという、大宝律令の翌年施行に当たって、全国に頒布されたという対象全国は「5畿7道」、
5ki7dou.png
白鳳平城京に隣接する5カ国を畿、ここから、東西南北、に伸びた主街道沿いを、東山道、東海道、山陽道、山陰道、南海道、西海道、それに北国道の7街道と、それで到る所領。当時は、東山・東海道とも、石背(いわしろ)磐城、までが精一杯、北国道といっても、越の国が精一杯、出羽のごく一部に出城が、あったかどうか、、、というくらい。
冒頭の中国地方とどういう関係?そう焦らないでください、これらの7街道沿いの国をある程度分類して、まとめて、中央政体から見廻して呼ぶときの呼称が、近国、中国、遠国、、、と呼んだものでした。西海道(遠国・九州)に至る、途中の山陽・山陰道の諸国は長い道のり、中国呼称でもあった為に、特にこの地方の呼び名が、今に残ってしまったと考えられています。逆の東の中国と呼ばれるはずの部分は今は中部地方、という表現となっています。これに対応したような表現が東北地方(戦前の文部呼称は「奥羽地方」)、、、かっての明治から昭和の初めまで、「満州」という表現でにぎわわせたのを中華人民共和国になった国が、ことさらその表現を嫌って、抹殺したので、現在ここが「中国の東北地方」乃至、そのややこしさを避けるべく中国東北部、と呼ばれるようになったようです。
この白鳳時代頃までの、旧国名が、その後律令政治が及ぶようになって、細分化されて、関東以外では、前・中・後、たとえば桃太郎の吉備団子の、吉備の国、が備前、備中、備後とされ、西海道の雲仙・阿蘇の活火山の国「火の国」が、肥前・肥後、の国に、又筑紫の国や豊の国も、後に筑前筑後、豊前豊後の国に、もちろん長すぎる越の国が越前、越中、越後に分国されています。関東では、どうやら、日本武尊の征伐の時の呼称が残ったか、毛の国が上下に上ッ毛「上野」と下ッ毛「下野」に、房の国上ッ房「上総」と下ッ房[下総」に、船から上陸してきた元気のよい、日本武尊軍に始めから無抵抗で従った房総半島の突ッ先の安房は、房の国でも安泰のままで、文字通り「安房」とされたようです。上下も、船便の安房に近い方が、上、で上総、その北が下総。当時、武蔵の国は独特の火山灰ローム層の関係で、湿地帯が多く、東京湾沿いに廻れる街道とて無かったので当然海路で渡海するの他無かったのでした。例外としては、は、丹波の国が、丹前丹後でなく、丹波、丹後になっていることぐらいでしょうか。
日本全国といっても、大宝律令の頃は図中にも赤線で囲った注記のように、奥羽地方の国名はずっと後の方の時代にに着けられた、国名で、、、「みちのく」と、一括呼称で、まだ討伐の対象時代だったのです。
2島とは、淡路島と佐渡島のこと、これ以外の諸島は直近の国の所領となっていたわけです。平安時代に入る頃、理由不明ながら、越中の国から、加賀と能登の2国が分離独立の国に扱われ始めます。統率の無理からだと考えられています。平安朝二入ってかなりたってから、越後の国の先端に出羽郡という、後に出羽の国が生み出される、前兆という特別な行政区が設けられます。そのあとが、2項前に、高校の参考書の歴史地図のうち「東北の経営」で示したように、藤原秀衡で名高い平泉の豪族が、勃興し、唐倉幕府と対抗したりして滅び、戦国時代に入り、武将の群雄割拠の時代に入り、6百余の細かい所領に別れてはを競い合い、織田豊臣と全国統一に近い状態から、徳川幕府の幕藩政治、1664年(寛文四年)にほぼこの各藩所領221藩と天領の計三百余の行政単位体制が固まり、以後はお国替え始めその後徳川15-6代の間にいろいろ幕府事情で六〇ほどの藩が増え、明治大政奉還直前の藩は280藩、廃藩置県、へとつながり、はじめは三府三百二県という気の遠くなるような数で県が出来、大体、旧態の国境線が守られて県が固まって行くまでの、生なかのことでない整理統合の英断を次々に繰り出して2-3年の間に3府72県にして一応廃藩置県の実を上げた、明治新政府もこれだけでも大変な仕事だったことが伺われます。
廃藩置県3府72県004
(図版は日本実業出版刊「日本の地名」から借用しました。厚く謝意を表します)
スポンサーサイト

テーマ : 雑学・情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。