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冷景気ヨーロッパのデイズニーランドパリとフランスの子育て事情

20数年前、フランスで、工場建設で頑張ったエンジニヤリング会社の当時現場指揮した若大将が定年になったのでこの連休に、奥さん連れて、フランスはやっぱり、パリへ行ってきたそうな。私がいた最後頃に、パリの南の方に、ヨーロッパ唯一のデイズニーランドが出来る、土地が決まって、準備が始まったというニュースが流れたと、聞かされましたが、、、フランス人のフランス語では、パフク・ディスネロンドゥとしか聞こえず、「アメリカ野郎が、遊園地を作っても、フランス人は面白がらないだろうョ」と言われて、、、始めて、デズニーランドらしいと気付いたような次第でした。一般にフランス人気質からはアメリカ人は粗野で、礼儀知らずで、食事は、飛んでもなく不味い、、、として定評があり、、、特にフランスのド田舎ではそう思われていましたから。
エンジ大将もその辺に興味も半分有り、東北出身の奥さんのリクエストもあって、、、貴重なパリ見物の一日を、このユーロ・ディスネーに割いたようです。シャルル・ドゥ・ゴール凱旋門からRER(エル・ウ・エル)A4で30分ほどの所だったと。朝9時ちょっと過ぎに着いたんだが、休みの日に来てしまったか?と思うほども閑散としており、奥さんと思わず顔を見合わせたほどだったと、、。せっかくここまで来たんだから、証拠に入場券の半券でも持って帰りましょうよと言う、奥さんばあさんの言う言葉にせっつかれたが、、、フランスでは、車でも先頭は事故るし、必ず、第2番目は警官の餌食、3番目はその横がすり抜けられる、、、と読み切った男、、、こういう場ワイは誰か来た客と一緒にまねして入場券買うべし、、、と待つこと20分の余、作業服来たおっさんが、来たので、おはようここ休みかと思ったよ、どこでチケット買うの?と聞いたら、あそこさ!と教えてくれて彼は従業員門に行ってしまった、ほかに誰も来ないので仕方なく、チケット窓口に顔つっこんで、シルヴプレ!、お札見せたが、オバハンもあくびかみ殺すのに忙しく、物憂い態度で、チケットトレイからなかなか一枚一枚が取り出せず、モタクサして、やっと、2枚とおつりを、フランス流に足し算呼称して、200ユーロ、にした。「これがフランス流なの?もし何万人も来たら、日が暮れてしまうじゃん!」と、そばでのぞき込んでいたばあさんがあきれたそうです。
じっとしていると曇り空から、薄ら寒い空気が降りてくるような日で、少し歩き回ってみて、コーヒーカップにのろうとしたら、最低10人から12人は乗らないと回さないよ、と、係のばあさんが言うので、「冗談じゃない!」と、結局どれにも乗れず、全く寂れ遊園地には「往生こいた!」そうです。或る乗り物の待ちベンチが、比較的楽そうだったので、そこで休憩。奥さんがつつくので、ドした?、、、一人79ユーロって?一万1千円じゃない?、、泥棒もイイトコじゃない。この寂れようじゃ早晩つぶれだね。
それでも、10時を廻った頃から、子供連れの、グループが三々五々と現れて、何とか子供の声が遊園地の雰囲気を少しだけ示し始めたので、昼まで居ようかと口にしたら、もう少しましな人影のいいところに行こう、2万円もあれば、いいお食事できたのに!「損した!」ぼやく奥さんなだめて、ウイークデーは、フランスの家庭習慣家族習慣からして遊園地に来れる家族は少ない、夫婦共稼ぎが常習的で、ウイークデイの有料遊園地の経営は一般的に成り立たない。このブログの最初の方に私の手描きのスケッチにあるような、夏過ぎに、田舎を廻る、移動遊園地は、或る意味成立しているが。と言うようなことを奥さんに縷々説明する機会となったそうです。

そうなんです。子供はほとんどベビーシッターにあづけるのがふつうで、女子学生のアルバイトの八割がベビーシッター(nouriceヌリス)、又子供を育て上げた婦人の3-4割が、午前中から、午後までの乳幼児のベビーシッターが職業(ヌヌーnounou)。と言う社会、何万人の、保育園入園待ちで、共稼ぎが出来ない日本の社会とは、社会構造がはじめから違い、社会の基本の考えが違う。ここは成蹊幼稚園出身のお坊ちゃん宰相、安倍晋三君もよく学んでほしいところですわ。

1)子供は子育て経験者や子育て常識研修中のみんなで育てる。maternelle(幼稚園・保育園)以外にもベビーシッター(assistannt maternelle)制度が発達 他人の子も我が子も同じ社会常識下で育てる。自然に子供にも甘えが生じない。(女性の働く潜在雇用分野がごまんとあるわけです。)
2)社会常識的に、子供を大人の社会には決して連れ込まない。子供にも大人とは社会が違うのだという気持ちが生じ、これが何でも大人の言うことは学ぶという意欲に通じる。
3)働く女性は、平均的にほとんど、産前産後計2ヶ月産休で職場復帰する。上記のおかげです。(長休みはもとの席には帰れない事情は、日本とほぼ同じですから。)
4)フランスの女性は、母として一旦赤ん坊を産み落としても10日目ぐらいからは別室に寝かせ、、授乳時間に赤ん坊の寝ている部屋へ行く以外は4週間ぐらいで又夫との夫婦生活に復帰する。(いつまでも母ではいない、すぐ女性に戻り夫に隙を見せない、、このため、現在フランスの出生率は結構高いですよ)

日本の内閣府の少子化対策推進室調べでは、データが古くて2005年のまとめた物ですが、フランス本土に住む3歳未満の子どものうち、保育園・幼稚園に入っているのは20万人。ヌヌーとアシスタントマテルヌル等に預けられている数は、50万人で、その数なんと2.5倍いかにベビーシッター制度が発達しているかおわかりいただけるでしょう。
あづけられた子供たちは、家の中ばかりに閉じこめられているとは限りません、パリでも田舎でも、有料のテーマパークなんて見たくてもほとんどありませんで、至る所に、広場や遊園地や公園があります。お天気のよい日には、ヌヌーさんや、乳母さん、ばあやさんに連れられて、公園はにぎわいます。これではユーロデスニーはウイークデーは閑散とするのがあったり前だと、お気づきでしょう。

このヌヌーや、ヌリス、アシスタントマテルヌルとして子供を預かって育てる人たちの7割以上が、白人以外のフランス国民です。どこまでも染まりそうに黒いセネガルの女性が一番誠実で、きれい好きで、子供の教育に熱心で、最も評判がいいようです。この子供を預かる人たちは、正式には、職安に届け出て、年3-4回、土地土地で行われる講習会を正式に正味60日ほど受講すれば、職安に登録できます。日本のように、難しい資格試験はありません。ですから50万人もの代理ママ的子育て婦人が居るのです。それでもなお、登録外の、ヌヌーやヌリス、も結構何パーセントか存在します。不法滞在、職業visaでない入国人、学生visaでのアルバイト、、、などです。

フランスの子育ては、アメリカの子育てとも違っていて、『フランスの赤ちゃんたちは生後10週目で夜鳴きもせず一晩中すやすやと眠り、保育園へ上がる頃には「お願い」と「ありがとう」を言うことができ、食事の皿はいつもきれいにする』と昨年2012年2月に出版された『Bringing Up Bébé(<-クリック)(「赤ちゃん」を育てるということ)』著者、米ジャーナリストのパメラ・ドラッカーマン(Pamela Druckerman)さんが10年ほどフランスに暮らして感じた、フランスの子育て事情のいいところ(知恵)に学ぼう、、、という本が、海の向こうでも大評判になったようです。『人間の知恵』は共有してこそ意味があるのではありませんか。
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テーマ : 雑学・情報 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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