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JA1LZ さんゴメン!MyQSLの尻切れは、、、!

カテゴリー的に、ホビーがおもちゃと同一視されてはチョイとたまりませんが、、、アマチュア無線を疝気筋から見るとそんなモノかもデスね?、、閑話休題(ソレハソレトシテ)。
JA1LZ港南区の木村さんのHPに大変失礼していました!本人よりも詳しいMy QSLのご紹介!恐縮です。

http://www5d.biglobe.ne.jp/~ja1lz/hamfair2012.htm

5m-6m dwnja2rmQSLmc
ま、自前ですからここにも同じのを掲げましょう。ここに、現在でも、6mの異常伝搬に関して有名な「キングソロモンの法則も、56Mc/sだった!、、と書いています。気象図の中に一番細かい字で書き込んであるのが、そのキングソロモンの法則なる、つゆの季節などの、本州南岸に停滞前線があるときなどに、この戦前は10mの半分だった5mバンドの電波の国内(戦前は台湾J9、南洋群島J9P、朝鮮半島J8エリアを含む)同士の間の強い伝搬が起こることが多いコトを、当時の私設無線電信電話実験局J2KS 故・栗山晴二氏が、昭和15年秋の、「無線と実験」誌(多分10月号)に気象図例10数枚を引用例示して発表、詳しく解説されたのでした。なお栗山氏は、戦後もアマチュア無線局JA1KSの免許を取得され、フォネチックからする、「キングソロモン」コールサインを踏襲されたわけでしたが、戦後は、IARUの好意的変更によって、JAIG HPに寄宿したパピーニュース第34号の脚注に書いたとおりの訳ありが採用されて、、、5mバンドより、少し長目の波長6mバンドに割当変更になり、、、今日に至っています。
昭和15年は、西暦1940年、アメリカでは既に、後にHROと言う通信型受信機の一方の旗頭になる、NATIONAL社によって8年も前の1932年に既に56Mc/sつまり5mバンド用の受信機が市販が開始されていましたし、三極管112Aを終段出力管に使った5mバンド用の送信機も1-2年遅れで市販開始されていました。アマチュア無線家も、7Mc/sから9Mc/s 台の水晶を使って、トライテット発振回路*註)で一挙に28Mc/sの発振出力を得て、ダブラーで56Mc/sを得ていました。このカードに引用したTXの写真のJ2OSさんのTXも市販のTRM送信機も終段は112AのPush-Pull 回路によるモノのようでした。
56Mc/sの超短波域の高周波増幅や周波数変換を真空管で取り扱うには、真空管回顧録でも縷々説明したとおり当時のS管やST管の5極管では、fmaxが届かず、235や35と言ったサプレッサーグリッドのない4極管が使われて成功していました。発売当初のNational社のこのRXも、S管235による設計でした。

旧来のアマチュア無線家による未踏分野であった短波の開発は、フランスのアマチュアと、北米のアマチュアの偶然の41メーター付近での交信から始まったため、どうしてもその高調波が出てしまう、その2倍の20m、さらには、その又高調波の10m、そして、又5mが、アマチュア用に割り当てられていったのでした。戦前から戦後までアメリカの初心者向きに作られた無線士クラス、ノビス級のために、戦争の直前に、40mの倍の波長80mと40mの3倍高調波もかぶる15mバンドの下の方が、ノビス級に一部開放されていたのでしたが、、、戦後、軍隊用が使いじまいしたあと、アマチュア用に解放されたわけでした。
5mが、6mに変更されたわけは、5mが軍隊用につかいでがあったこともさることながら、、、表向きはいわゆる建て前と本音という奴で、、、。
戦前戦中、56Mc/sと言う超短波用に使用可能な絶縁物はどんなモノがあったか判りますか?プラスチックというか、当時は人造樹脂と呼んだモノは、生ゴムに同じ体積の硫黄を溶かし込んで固めたエボナイト、と石炭酸の縮合物の堅さを木屑や紙を混ぜ込んで加工できる程度に調節した、ベークライトしか有りませんでしたから、エボナイトは2メガサイクル以下の中波用、ベークライトはせいぜい18メガサイクルが上限とされていて、とても56メガサイクルの超短波の高出力の絶縁物は熱源界があり且つ熱衝撃に弱いガラスのほかには、ステアタイトという純粋マグネシア磁器(高温焼成磁器)しかなかったのでした。
しかし、戦時中にドイツのある窯業研究所で、このマグネシア磁器でも、fmaxは52Mc/sでしかないという研究がなされていたのが、、、アメリカがドイツを占領して科学技術の戦時中の所産を根こそぎ戦利品として略奪した、PBレポートによって明らかとなったのが、いくらMgOを精製して最適の焼成温度で焼いたとしても、純粋ステアタイトは、どうしても、52Mc/sから少し上までの間に多くの化学共振点を持つようなので56Mc/sの絶縁物としては不適当と考えられる、、、と言う研究報告があり、これが決め手で、アマチュアには克服は無理だろう、丁度その前後の6mバンドとして、6Mc/s長いところに移って貰おう、と言うことになって、戦後まもなく国際的持ち回り会議で決まったようです。以降60年以上、10mの半分ではなくなって、1m長い6mになったわけでした。
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*註) トライテット(tri-tet)水晶発振回路:インターネットでは「トライテッド」と書いておられる方しかないので、引っ張られました。3乃至4という意味で、トライ,,,テトラ、からきた回路名ですからテッドは明らかな間違い。「トライテット(Tri-Tet)」が正解です。
3極管時代にも既に水晶発振子はありましたが、表面弾性波振動的、3-5倍波のオーバートーン振動できるような薄水晶カットは未だできませんでしたから回路で、むしろ3極管のCpgが大きいコトを利用して3-4倍高調波を直接共振回路から取り出していました。
3極管時代の回路図がなく、この方のもわかりにくくもじられていましたので手書きですいませんが、112A/12A時代の直熱3極管での回路図を書いておきます。fの水晶を使って、その3-4倍の倍調波を直接同調回路から取り出せる発振回路なのです。
trトライテット水晶発振回路007
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