スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ノルマンデイーの風景画、:1:黒牛達の断崖

黒牛の断崖

どうもよく書き表せなかったのですが、こんな感じの黒牛の群れが断崖に挑んでいるという感じの風景が、この私の住むがけを作っているウルガートの東となりヴィユ・スル・メール側の北海岸に落ち込んでいます。ドーバー海峡は、地球上でも結構古い地殻陥没溝ですが、北のイングランド側は、白亜紀のチョーク(白墨質)が露出しているのに対し、南側のフランス北岸の断層崖にはデヴォン紀の玄武岩が露出しているところがあり、此処もその玄武岩が、風化摩耗して、黒牛の様相を呈しているというわけです。
天文少年だった私は高校で、地学部を主宰した関係で大学の教養課程で、湊秀雄先生の地学を選択履修しましたが、先生の講義に、この断崖について「世界で一番古い玄武岩の露出がある」と習いました。まさかその時、後に私自身が、その講義で聴いた地上で一番古い玄武岩の露出の西南の玄武岩の上の表土の薄い、アースが利かず、低空雷が下に見えるほどのがけに5年も住むことになろうとは、夢にも思いませんでした。この絵の最上部、北フランスでは最も有名なハンググライダーの飛び出し点で、海抜124mでこの玄武岩塊の最高点です。
因みにこの絵の景色は半分は絵葉書からのイマジネーションで、実際に見るには船に乗って、ドーバー海峡の海に出る必要があるのです。廻りの海岸線には入口がなく、立ち入り禁止地区になっています。
それなのに一応、南仏リビエラの近くのやはり海岸のコレは柱状節理の断崖、「デイアボロ(悪魔)の断崖」と並び称される(こちらが主、黒牛が従!)地形上の名所というわけです。diaboro
海の中からヨウロッパの屋根アルプスを作った地上最大の造山運動の所産、グルノーブルの2000mを越える断層崖地溝帯を初めとして、ドーバー海岸だけでなく、フランスの内陸部でも多くの断層崖による断崖を見ることが出来ます。ファレーズというそのものズバリ、の名前の町まであります。ギヨーム征服王の城があるカンの南約50キロ、ここから更に約5キロ西に、日本人・
田窪恭治さんという根が思想家の画家が、十数年の歳月を黙々と、500有余年の歴史ある、貧しい村の教会を手作りして、且つ村人達の敬虔な信仰心で、守り抜いてきたが、、、若い人たちの信仰離れ(当時フランスで:ここ25年で、若者の信仰心は1/25に減ってしまった、と牧師が嘆いた!)でその維持が覚束なくなって廃墟同然になりつつあった、貧しいリンゴ村の、サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂の壁を削って、リンゴの木の壁画を、休みなく描き続けておられた。無宗教の氷室は、この人の精神力にあやかりたく、何度かお会いしようとアポ約束取り付けようとした。が、何とも運命のいたずら、一度は、シャルルドゴールへ、新日鐵から提供の耐候性鉄板のサンプル4枚だけで、関税障壁7万円を払いにパリまで上がらねばならぬからと田窪さん急に多忙で、約束が崩れ、、、このたび私がとうとう帰国するので是非というのに、旭硝子の色ガラスサンプルのことでベルギーに行くからちょっと待ってくださいで、、、果たせないでいました。
やむを得ず、田窪さん直々のデッサンによる教会の予定図と、内部の壁画完成予定図を掲げます。
reihaidousekkei008_convert_20090510103142.jpgreihaidousekkei009_convert_20090510103228.jpg


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。