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入道雲と竜巻

20120506-14時-mai-viewつくば竜巻
先日の大連休最後の日曜日お昼に、西東京では、真っ黒な雲が西から近づいて、突風が吹いて、通り雨が2-3分吹き降りして通り過ぎました。それから30分ほどして、茨城県で、竜巻が同時に二本と遅れて一本通り過ぎ、それぞれ幅数百m長さ20km前後の地帯に家屋立木電柱をなぎ倒すほどの被害を与えて通り過ぎたようでした。

私は、1985年から、1991年まで、6年半ほどフランスの工場建設と操業の在勤で、ノルマンデイーの北岸に住んでいましたが、毎年5月から6月いっぱいのうちに1-2度は、この黒雲の襲来や、降雹に遭いました。幸い、竜巻には遭いませんでしたが、近くの村や牧場がやられるのは、毎年のことでした。ここは北緯49度20分ほど、日本付近で云うなら、北海道の更に北、樺太の大昔の日露国境線のすぐ南17kmぐらいの所です。そんな北でも、メキシコ湾流という、メキシコ湾からの暖流が、北海まで流れ込み、南西の季節風を送ってくれるので、結構冬もさほど厳しくなく、夏も5月が一番高い気温を示したりしますが、、、コレがくせ者です。
メキシコ湾流が、夏風と共に夏を運んできても、6-7千㍍の上空には、北海からのマイナス30度ぐらいの冷たいので重い空気が待ち構えています。下に暖かくて軽い空気が、湿気を孕んで、潜り込みますから、風呂の中でおならしたのと同じ、、、ブクブクと、回転しながら舞い上がりますワナ!江戸時代の巫山戯川柳「柳樽」にも「屁をひって 熱い熱いとかき回し、、」なんてえのがありますが、かき回さなくても、クルクル回って、上がってきます。気象でも似たことが起こって、入道雲がクルクルと立ち上がるんですね。下から見てるんで良くは見えないのですが、夏に遠くで、入道雲の立ち上がるのを見ていると、結構短時間に入道雲が立ち上がることがあり、8-9千mに達すると、先端が横に延びて、いわゆるカナトコ雲、になったりします。コレは、入道雲の内部は気温の比較上高い空気の上昇気流で煙突効果で上昇しますが、上空のメチャ冷たい空気で冷やされて、横に這い、冷たくなって、入道雲の廻りのどこかから、強い下降気流になります。コレがダウンバーストといわれる強い冷やっこい空気で、入道雲の中を通ると、ピンポン玉大の雹などを伴って、車の屋根や風防ガラスを割ったり、ビニールハウスをズタズタにすることがあります。ノルマンデイーでは一夏に1-2回は、このピンポン玉の降雹を見ることがありました。日本からの応援部隊のヒトは珍しがって、冷蔵庫の製氷室にとって置いたりしていましたが。250px-Granizo.jpg
この雹の一粒一粒の断面は、こんな美しい花のようなのだそうですね。537px-Small_hail,_fractured_to_show_internal_structure
上述の、入道雲の発生と、竜巻が出来る可能性の垂直断面的解説図を、手書きで示しておきます。
入道雲断面想定図001mc
竜巻と虹
漏斗状の雲の竜巻の元がおり始めた写真ですね、コレが、曲がりくねったりして、地面に降りると悲劇です。040612-17.jpg
気象庁の気象情報と防災情報の、サイトのURLを掲げておきますので、竜巻や降雹、雷、などから身を守る参考になさってください。私どもの小学校教育では小学4年の夏前に、雷が鳴り出したら、大きな立木に雨宿りしてはならない、家の中に入る時間がなければ、原っぱでも、地面に伏せなさい、濡れてもしょうがない、木の陰で、樹と一緒に雷に打たれるよりどろんこの方が未だいいだろう。と教わったものでした。先日、大樹のモトで雷に打たれた母子はこのことを学んでいなかったのでしょう?現代の文部教育は手抜きだらけで命が軽視されていますね。残念なことです。

気象庁 >気象情報 >レーダーナウ・キャスト(降水・雷・竜巻発生確度)

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テーマ : 自然科学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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