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2012年5月21日(月)という日と礼文島の1秒間金環食

今年日本ではかなりの話題となるはずの東京スカイツリーが閏日の2月29日午後に建設ゼネコン大林組から、管理会社、東武タワースカイツリーに引き渡されました。降る雪に、スカイツリーの百2,30メートルから上は、全く見えない状態だったようです。
k-gn-0229-0007-ns300yukinosukaituri-.jpg
竣工式が3月2日で、これから2ヶ月と20日かけて、諸整備と準備を進めて、5月22日(火)に開店のようです。
まあ、物事にはいろいろ周りがうるさいことでして、、、自立電波塔では世界一をねらって、塔体600mでアンテナで10mの610mを目指して着工したところへ、中国広州で建設中の広州タワーが、全く同じねらいで、総計610mを目指しているとの茶々が入り、幸い、関東は武蔵の国に語呂合わせで、634mという大林組部内で仮設計したときの構造組図があり、急遽、この語呂合わせ高さ634mに設計変更されたということらしいのです。全くの話、「瓢箪ならぬ冗談から本命駒が躍り出た」ということなのだそうです。まじめすぎても世の中は渡れない、、、のでしょうね。
ところで、その開店が、キリのいい21日月曜日でなく、余裕一日を見たかの、、、22日(火)。
その一つの理由が21日のもう一つの日本の今年の空の最大イベントのせいのようです。東京も東京のこのスカイツリーの地点を、金環日食の中央ラインが通るんです。つまりツリーの西側の高いビルから、東を望むと、、、、日の出から少しかけ始めた太陽が昇り、勤め人が職場に急ぎ始める7時半過ぎ、ツリーから見て東南東に、同心金環食の太陽が見えるとこういうお膳立てでは、、、特にひどい混雑が予想され、、、ルという訳のようです。
まあそういったこともあり、東京での5月下旬は、イベントが重なるようですね。この5月21日の金環日食は、インターネットでは、北大の日食データベ-スが懇切丁寧です。一部ご理解のために引用します。先ず、地球を太陽から見たとしての、月の蔭が、地球に落とす、そして地球も月も廻ることによる地球上の日食軌跡は朝早く、中国の海南島の金環日の出に始まり、月が一日辺り48分と一寸ずつ地球の自転より遅れるために日食軌跡は徐々に東に移って行きます。同心金環の通る中心線(金環持続は5分前後)は、、、東シナ海を経て大隅半島の一寸だけ沖を通り、四国沖を経て潮岬西に上陸、熊野灘に出て、遠州灘を経て、御前崎西方に上陸、三保の松原、沼津熱海をかすめて、東京南部から東京スカイツリーを通り霞ヶ浦東南部を経て鹿島灘に抜け、あとはアリューシャン列島で日付変更線を横切り、アラスカダッチハーバーを通って海に出、更にオレゴンから再上陸、米大陸はテキサス州の西部近くで、金環日没を迎えるようです。
真ん中付近の細い3本並びが金環食帯廻りの包絡線は、部分食帯範囲、最外側が左は日の出時に部分食、右側が日没時部分食各限界を示します。
012_05_2金環日食軌跡mc
jp2012金環食帯地図mc
日本地図の方の両側赤線内では、同心ではなくなりますが、指輪リング状の金環状態が、1分以内から4分は見られる地域範囲で、その外側では、部分食となります。地図内の数字はその地での最大食分時の午前7時を省略した時刻分数です。当然その時刻(より80分ほど)以前から部分食が始まり、、、記入の時刻に最大食分に達するという時刻です。各地のデータは、この北大のサイトに、緯度と経度を精確に代入すると精確データが表示される、データー計算窓もありますのでご利用が便利です。今回の金環一食の最大食分は東京では97%一寸のようで、かなりの幅の同心円金環で、まぶしく、溶接用などの濃いサングラスが必要です。世の中もそう暗くはならないはずです。

金環食は20数年前沖縄で見られたようでしたが、私は海外勤務中で、記憶がないですが、1948年5月9日日米共同観測隊が礼文島において、たった1秒間の金環食のために1500名が食料輸送船まで送り込んでの共同観測に大成功したことが忘れられません。この金環食は、皆既食すれすれの、最大食分1.0マイナスというその現象のために、金環食持続時間はたったの1秒間という極めてごくごく希な金環食で、、、、

1秒だけの金環食mc
kinkan礼文島のモニュメント
戦後たったの3年で、この千載一遇の希なたった1秒間の金環日食ために大共同観測隊で当たった科学者たちの熱意あればこその大成功だったコトと今サラながらの大感激です。この1秒間のことを忘れないためのモニュメントでもあるはずですね。

日食という現象は、太陽の廻りを、地球という惑星が公転し、その地球の周りを、月という地球の衛星が、更に公転していますが、その月が、太陽と地球を結ぶ一直線上を横切ると、月の影が、地球に落ちるという、何の変哲もない、まあ単純な現象です。逆に、太陽と地球を結ぶ一直線の延長上を、たまたま月が横切り、地球の影が月に落ちて太陽の光を遮り月を暗くするのが月食です。どちらも3天体が一直線上というときでしか起こらないので、ほぼ半年ごとに、半月前後して、年ほぼ2回ずつ起こっています。月食の方がお月サンさえ見えれば、地球からみんなで見えるので、月食の方が、多く見えるように思いますが、、、日食も毎年2回は地球のどこかで上の地球日食軌跡図に示したような、地球面積の1割ほどの地域で見えて起こっているのですが、、、月食と異なって、地域が狭いために、たとえば1地点に限ればの日本では、何年に一度しか見れないというわけです。
その日食にしろ、地球の公転周期(365.2544日)、月の公転周期(30日足らず)、など決まっているわけですから、一度日食が起こると、それぞれの公転周期の最小公倍数、丁度10干12支の回転が60年で、一回りして還暦となるように、、、日食ではサロス周期というのがあり、18年と10日と8時間が一回りとされていますが、8時間という半端が災いして、サロス1周期では、8/24x360度つまり地球上で、経度120度ほどずれた位置で見える、ということになっています。潮岬東京、鹿島灘へ抜ける、今年の金環食の、1サロス周期後は18年10日と8時間後つまり日本時間で、2030年5月27日(閏年が4回入ります)15時半頃、経度120度ほどずれた、東経10度ほどつまり東アフリカ付近で食甚となる日食が起こるはずです。
半端の8時間は、都合の良いことに3倍すると丁度一日で、54年と31日ごとにほぼ同じ経度付近での日食が起こる可能性があります。実は上に述べた、礼文島の1秒の食甚持続の金環日食1948年から今年で、54年。つまり礼文島金環食の3サロスめの金環食なのでした。54年ともなると閏年が10日以上も入るので、計算はややこしいのですが。お日様とお月サンがなさることですから間違いはあり得ません。以上昔は天文少年だったじじい,,,の解説でした。
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テーマ : 自然科学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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