スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ウミガメの産卵回帰は地磁気検出行動?!

アオウミガメの海中遊泳スタイルは、理想的な、羽ばたき飛行機の羽の精一杯の最も効果的捻りと掻きの組み合わさった運動軌跡の典型とされます。250px-Green-sea-turtlemc.jpg
ウミガメの脳と眼窩の間には、海水よりも真水に近い水の貯蔵袋があり、水圧の急激な変化から脳と目の神経他を守る役目もしているようで、、、これが、産卵に際して涙を流す、として同情を寄せられるモトを成したようです。泳ぐ雄姿005mc
成熟した雌は、平生はほぼ世界の7つの海のウチの2-3つの大洋にかけて回遊採餌(アオウミガメ成体は、ホンダワラや海女藻などの海藻・草食性 幼体時は、アミやエビ・蟹小魚を含む雑食性)していますが、個体と浜によってほぼ決まる、2-4年毎の産卵期には、必ず、自分の生まれた浜に帰って来て、波打ち際から10数メートル以上離れた、砂地に穴を掘って、1回に数十コから約百コのタマゴを産卵して、約10日毎に3-4回産卵して、砂をかけた後は、太陽に任せて立ち去ります。
子亀の誕生は、自律本能行動で、「卵角」という歯の先の堅さの皮膚の変形角で、卵の殻を突き破り一斉に海に向かって、走り出します。海に親亀が待っているわけではありません。総て遺伝子に組み込まれたプログラムに従うだけです。子亀誕生の秘密mc
この、雌のウミガメが、平生は世界の海を股にかけて、季節毎にいくつかの大海を回遊しているくせに、産卵期が近づくと、自分の生まれた砂浜めがけて、一目散に帰ってくるこの不思議は、もう日本では浦島太郎の説話が語られるようになった、室町時代からの、疑問であったようです。やっと近年になって、遺伝子が、語られるようになって、何かが、遺伝子に組み込まれて、、、とされましたが、、、その「何か」はホントには何なのか?でした。
昨年、National Geographic Societyのnewsに報ぜられたところに拠ると、米国ノースカロライナ州立大学付属研究所のDr.Kenneth Romanの報告で、ほぼこの謎がクリヤーになったようです。ウミガメは、地磁気の強さと方向で、自らの位置を海中でも知ることが出来るのだそうです。小魚の様に群れを成して、他のサカナについて、回遊するのでなく、小さな亀でも、他の亀を追う必要はなく、自力航行が出来るのですが、、、これが災いして、中国の前の日本のように防御力のない、幼亀の損耗率が恐ろしく高くて、絶滅危惧種に指定されているのですね。それに砂浜はドンドン開発はされてしまうし、、、情けないことです。

ところで、地磁気の北極、つまり磁石が、真直ぐ垂直に地面を指すdip poleとして、1831年に英国の探検家で地理学者によってカナダの半島で、発見されて以来、160年、年ほぼ15km平均で、北北西に少しづつ移動していましたが、NASA_54556main_nmppath2001_med.gif
1991以降移動速度が早まり、約40km/年で2001年にいたり、、、グリンランド北岸目指していましたが、2007年には更に時速7mていどに速まり、グリンランド北岸をかすめて、2008年は年75kmと言う早さで、このまま移動すれば地理上の北極点をかすめて10年後には、シベリヤの北のノヴァゼムリヤに到達するのでないかと騒がれています。north-pole shift
あまりに速く磁北極が移動しすぎて、ウミガメに更なる負担をかけないことを祈るばかりです。
スポンサーサイト

テーマ : 自然科学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。