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電波望遠鏡の歴史の補足・現状

JAIG のホームページに間借りしてのパピーニュースで割と好評だったのが、電波天文学に目を向けての電波望遠鏡の歴史を紹介したことでした。只当時は、あまり写真などの取り入れが難しく、ほとんど文章的記述に終わっていたことです。インターネットが、急速に発展し、現在は、画像が満ちあふれていますし、その後の10年間で、電波望遠鏡や特に、VLA等のアレイが、大発展しつつあります。現在、チリの高度5千メートルにあるアタカマのALMAの80基以上に及ぶ、大アレー群も建設、調整の最終段階に入っており、日本の誇る、「宇宙空間における、タンパク質系の有機体ガスの発見が出来るかもしれないアレイ「いざよい」(十六夜)の建設も最終段階のようです。
電波望遠鏡の歴史(七)で補足的にご紹介した当時の理科年表にあった、世界の大径電波望遠鏡の表に沿って、現況を、補足的に画像などを入れて追ってみましょう。
1.英国ジョドレルバンク天文台76m
第二次大戦の戦利品ドイツの戦艦の砲塔やマストなどの鉄材や、回転装置を使ってエポックメーキング的に、いち早く、放物面鏡での宇宙電波の受信を開始した歴史的大鏡。
当然その後、予算を得て、改修されて、ほぼ、準ホモロガス、大鏡になっています。ジョドレルバンク電波鏡
大きさからはドイツなどの100m鏡に次ぐモノです。

2.ドイツ;エッフェルスバーグ100m鏡:
大きすぎて、鏡面が、放物面から離れるおそれがあった、問題の大鏡も、その後、日本のアドバイスにより、ほぼ準ホモロガス修正が可能となり、大系効果が出始めているようです。250px-Effelsberg_total2.jpg
Web_Standard effelsberg100m radioscope

3.アメリカ、グリンバンクス;100m鏡:
MITの傘下で、分解能が悪いなりに、素晴らしい改修と付属読み取り機器の追加で、目覚ましい最先端機器となり、大鏡効果もそこそこ出るようになって、漸く投資効果が出るようになったと云われているようです。gbt2sm GreenBank radio telescope

4.オーストラリア;パークス:64m鏡:
漸く分解能が、グリンバンクス並になったと云うところらしい。icon_web_apollo11_arial parks 64m

5.日本;野辺山国立:45m鏡:
分光装置が素晴らしく発展した。スペインのIRAMと世界最高の分解能を競う。490GHzと言う世界最高のミリ波望遠鏡となった。
img02_120野辺山45m

6.アメリカ;ヘイスタック:37m鏡:
分解能が、グリンバンクよりぐっと高く、ミリ波への期待が寄せられる。まだ野辺山より1桁長い49GHZ。
cutaway haystack radio telescope

7.スペインIRAM 30m鏡:
日本の技術で、ホモロガス修正に成功、現在野辺山と、世界最高の分解能を誇る。ただし分光技術は野辺山の半分、230GHz止まりが惜しい。
30-meter-telescope-spain IRAM

8. スウエーデン:Onsala;20m鏡
現在、エッフェルスバーグ鏡を抜いて、IRAMに迫る分解能。230GHzへの改修準備中。:main-2 onsala電波鏡sweden

9.チリアタカマALMA:アレー群:
図中赤丸で囲った部分が、日本担当の、「いざよい」アレー群部分、単純タンパク質性窒素炭素系宇宙ガス探査を目指す。yosouzu-w592alma いざよい赤丸
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テーマ : 宇宙・科学・技術 - ジャンル : 学問・文化・芸術

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