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ハリクラフターズの発祥と終焉

歴史雑学ではなくて、雑学的歴史ですが、戦前米国の著名ラジオ雑誌、Radio News 誌 1932.Aug 号には、通信型受信機製造社の両雄となるはずの、National社と、Hammarlund社のそれぞれHRO とsuperPROの原型となった、プロトタイプの広告と記事があったことを紹介しました。両社はその後軍用通信機にも注力して繁栄しますが、アマチュア用に徹しての通信型受信機のシリーズを売り出して、一時を謳歌したもう1社がこの広告を見て動き出したのです。技師は、ビル・ハリガンと言うクラフトマンシップの固まり、と周りからあだ名された男で、ならば!と社名をハリガンとクラフターズの合わせ名の、ハリクラフターズとし、丁度2年後の1932年の8月号の Radio News誌の広告と記事を狙って後発発売したのがSky Riderと言う受信機でした。hal-1 advtis mc
後発は何か新機軸がなければ、一般にうれません、しかもこの第一号機は如何にも素人細工見え見えで、魅力はない、、、様に見えました。実際、パンドスプレッドを売り物にしましたが、スプレッドヴァリコン使うわけではなく、バリコン軸を、微動させるだけのメカで通します。
fffbaace4c1f5b6a25c09f390d2dbe36_20100713105305.jpg
1938年には、こんなスーパーproまがいの「super]を冠した限定特別仕様を発売ししますが、やはり一回り高価なだけで売れ口はイマイチ!但し、アンプ業界に、上蓋式のアンプケースという形式、(日本でも戦前戦後リードのアンプケースはこの形式をパクって居ました。)を広めた功績はあります。SX_1938_20100713101256.jpg
結局、当時売れっ子のインダストリーデザイナーのお世話になって、Xの付かないSシリーズの顔となった、この顔に落ち着きます。220px-Hallicrafters_S-38C.pngこれは戦後、日本で菊水電波や、トリオが大いに真似しましたね。
インターネットに、1934年発売のsky Riderの内部写真と、回路図がありましたので掲げておきましょう。
hal1-1 inside mc
hal3-2 circuit diagrm mc
結局SXシリーズSシリーズ取り混ぜ、戦後1964年まで、アマチュア向けのバージョンを繰り返し、1964年、SSB時代用にオールソリッド化したSX-215を出しましたがこれは新興気鋭のSSB社コリンズの軍門に降って、コリンズの32sシリーズとトランシーブできるようになっていました。

「訂正してお詫び」:読者の方は有難いモノです。コメントの項で、ハリクラファンとおっしゃる方の鋭いご指摘、うっかりボケで、、、ハマーランド社のSX-215のコトをここに書いてしまっておりました。お詫びして訂正します。ついでにハマーランドのSX-215の写真を。SX-215は発売前の雑誌記事の仮番、発売された商品名は山田さんのご指摘通り、HQ-215、こっちなら間違いようがないのですが。
hq215-front.jpg
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テーマ : 歴史雑学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

コメント

No title

SX-215は、ハマーランドのHQ-215と間違っておられるのでは?
byハリクラファン

No title

イヤーさすがハリクラファン、山田さん、鋭いご指摘、恐れ入りました。

ハリクラのSシリーズが、S-214で終わっていますよね。そこえSX-215というSSB機が出たので、、、軽率にもてっきりハリクラとばかり思いこんでいました。

はっきり、SX-215で検索するとハマーランドのフロントパネルの写真入りのサイトへ直行しますね。降参です。
これから該当項の最後尾に、ご指摘あったことと、お詫びしてその写真掲載しましょう。
ありがとうございました。

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