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ラジオの同調回路LC共振は誰の発見?

WikipediaでLC回路を見てみましたが、詳しく書いてはありましたが、誰が発見したかには全く何も触れて居らずまるでこの人の発見のように書かれていました!そんなはずはありません、80年の昔からラジオはこの同調回路無しでは、先ず受信できなかったはずです。200px-Lc_circuit_svg.png

信州信濃出身の浅田宗伯という、風邪にも騒がない幕末の医者が発明して、堀内某に配合を口伝したとかで、宗伯が名乗った「浅田」飴を看板に明治22年開業した堀内伊太郎商店の御曹司が、ボストンのマサチューセッツ工科大学MITに洋行留学したのが大正の中半、7年も経ってもいっこうに帰国する気配がない。大正天皇御崩御で昭和が明けて、一番番頭が洋行、呼びに行かされた。御曹司・堀内敬三は、たしかにMITに籍は置いていたが、化学系の勉強は積ん読だけで、ボストンのオーケストラに嵌り、作られ始めたレコードなるモノに嵌り、浅田飴どころでなく、、、レコード蒐集家としてしか帰国できない状態にあったのでした。
その後10年ほどの間に戦前の無線洋行MIT留学三羽ガラス、茨木悟(J1FQ/J2IH三田無線電話研究所創始者)、梶井謙一(J3CC/JA1FG 菊水電波、JARL会長)、そしてチョイと遅れて、斉藤健(J2PU/JA1AD三田無線)の3氏がMIT留学、いずれもマジで、堀内敬三氏の轍は踏んでおりません。その一人が戦前の「無線と実験」誌昭和13年春先頃かに「K.S生」とサインして編集後記にチョロッとずつ、留学記の一端を書いておられましたが、、、。
「此のアームストロング(剛腕の意)教授、堀内敬三先輩も通った、ボストンのオーケストラを聴きに行ったのだそうです。ミュージックは耳に入らず、只イングリッシュホルンの小腸にも似たパイプのグルグル捲きを見て「これだ、この共鳴だ!」と膝を叩き、急いで帰宅して、夜明かし実験して、、、LCの並列共鳴と直列共鳴を発見し、
それまでは長さだけが頼りだった「波長」を「LCの並列回路」に閉じこめたのでした。」と書いておられる。
更にこの新進気鋭のK.S.生は本誌に頁を貰って「ア-ムストロング教授と電波」だったか、題名は思い出せませんが、イングリッシュホルンのヒントで、ぐる捲きコイルを思い出し事件も紹介され、更にこの「豪腕」先生の偉いところとして、、、「サイエンチストとして、「波長」を「LC回路」に丸め込んだとしても、放っておけば、世の人はどう使ったらいいか判らないかも知れないとばかりに当時現れ始め量産され始めた真空管(3極管)を使った回路例を次々に発表公開したことです。無線通信の世界は有線電信の実用に比べて完全に1世紀の遅れを生じていて、焦眉の急を迫られていたのです。現代では、研究が一人では歩きません、R&Dと二人三脚が基本のエンジニヤリングがなければなりません、、、手書コイルと真空管の繪mc
「剛腕」教授は、此の並列同調回路を使って直ぐにでもラジオを鳴らせる、ストレートなチックラーコイル付の再生検波回路から始まって更に、その再生極限の感度を数万サイクルの早さで、繰り返し再現させる、超再生検波回路、上側局部発振周波数との差額を中間周波として取り扱うスーパーへテロダイン方式、下側局部発振周波数との差額を中間周波数として取り扱うインフラダイン、さらには検波回路自身の自己発振周波数を到来電波と可聴周波数差にして差額を可聴周波数として取り出すオートダイン検波回路、陽極検波のほかにグリッドリークの効能を引き出すグリッド検波、等々直ぐ世界共通のニーズに応える実用出来る回路を次々発表しました。イングリッシュホルンのあの小腸にも似たコイルこそ現れませんでしたが、スパイダーコイル、バスケットコイル、ドーナッツコイルなどが、現れています。K.S.生は「産業革命も『蒸気がヤカンの蓋を持ち上げる』を見ただけではサマにならず、その蒸気圧を蒸気機関として作り上げ、更にその使い方を示して初めてサマになった!」と書いておられました。「波長を単なる長さから「LC回路」に閉じこめたことは、同調回路としてだけでなく「パス/ストップ」フィルターやなどにも応用範囲は広汎で、その後の無線界に急速に送受の別なく偉大な進歩発展をもたらした点で、機械産業革命にも劣らない偉大な発見であったと言わざるをえない、、、と結んで居られました。

LCの話が出たのを幸いに前前項5m受信機で、アタマのステージで、真空管に224四極管を使っている理由ですが、5極管や三極管に比べてCpgがかなり小さい割に大きな増幅度が期待できることですが、、、これは7極5格子周波数混合管の開発にもこの考えが入って、2A7,6A7、6L7,等不十分な結果を与えてしまい、日本開発の周波数変換管6WC5が出来るまで、苦労のモトとなっています。6WC5も基本的には7極5格子管ですが、格子の位置・役割が違います。1+2+3mc.jpg
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